「はな」さん、こんにちは
お返事が遅くなって、ごめんなさいね。


＞私は最近自分がアダルトチルドレンではないかと思い始めている女の子です。
＞ただ、私がひとつひっかかるのは
＞私の場合両親のどちらもアルコール依存症でもないのです。
＞いわゆる私は世間知らずのお嬢様なのです。

アダルトチルドレン…・この名前がはじめて使われた際には
クラウディア・ブラックがアルコール依存症の方を家族に持ち
育った多くの方に共通の、心の問題があったからでした。

しかし、その後…特に日本に伝わってからは
アメリカと違い、アルコール依存症の患者が多くないのですが
その考え方は受け入れられました。
そして、それはアルコールに関係無く
「家族機能障害」という認識によるものだったのです。

ですから、はなさんの育った家庭にアルコール依存症の方がいなくても
あなた自身が、この文章のように苦しみを感じていることが
すでに、アダルトチルドレンということではないかと思っています。

別途、最近は家族からは多くの愛情を得て、認められながら成長されても
社会の中で、ある意味友人関係や、会社などの人間関係の中で
否定的な経験を多くしてしまうことによって、自己否定間が高まって
アダルトチルドレンと同じ症状をもたれている方がいらっしゃいます。


＞決してお金持ちではなく
＞普通のごく普通の一般家庭に育ったのですが
＞私の母はなんでもやってしまう人なのです。
＞なにもかも。私は自立できていないのです。

＞私は自分がどんな大人になりたいのかとか
＞何一つ考える必要もないくらいに母親に依存して生きてきたのです。
＞掃除、洗濯、日々の食事までなにもかも。
＞生きる喜びを感じたことがないのです。
＞じぶんですることの喜びを知らずに。

＞もうなにもかおがだめになってしまいそうです。
＞いや、もうすでになにもかもだめなのです。
＞生きる目標も理想もなにもかもなくしてしまいました。

＞毎日死にたい気持ちでいっぱいです。
＞病院にいったほうがいいのでしょうか。

はなさん………
とても辛いですね。

自分では何もさせてはもらえなかった。
お母様に依存して生きてきてしまった事を
そして、「生きる」という実感が無いのかもしれないでしょう…

はなさん、
あなたは何も悪くないのですよ。
そのお母様の、行動を受け入れるしかあなたには無かったのです。
生きていく為には、そういった生活を受け入れるしか無かったのです。
まず、そのことをしっかりとあなた自身に教えてあげてください。

はなさんは、そのことに気づいた…
そして、今までの生活の大きな時間が取り戻せない…
そう思っているのではないでしょうか？

今まで自分で生きていなかった。
これからも生きていけない。
どう生きていったらいいかわからない……・。

そう考えていくと、不安で、辛くて、寂しくて…・
仕方が無いのだと思います。


いいですか……
はなさん、あなたは今生まれたのですよ。
その今まで自分に気づき、「これではいけない…・」
「そんな生き方はしたくない」…・・
そう思い始めたから、ここに書き込まれたのではないでしょうか？

いいですか……
絶対に生きてください。
死んではいけません………
生きていれば、生きていてよかったと思える日が必ずきます。


これは、言葉だけで言っているのではありません。
私自身が、自殺の呪縛から逃れられず苦しんだ時期があります。
疲れ果てて、寂しくて、辛くて…・何もかもから逃げて死にたくなった…
そんな経験を持っています。
そして、生きていてよかったなんて思えない…・そう思いました。
カウンセラーとして数年活動していたときであってもそう思ったのです。

でも、色々な事があり…・・
カウンセリングを受けました。
専門家であるだけに、問題をより複雑にしてしまうのです。
カウンセラーのサポートを受けながら、私にところにいらした多くの方が
このような気持ちで来て下さっていたのだと、実感した日々でもありました。


今は何も考えないでください。
成長することも、自立することも……・
とにかく、生きることだけを考えてください。
すべては、その後で始まることです。


あなたは気づいたのです。
これからあなたに人生は始まります。
これで終わったのでもありませんし、これが全てでもありません。

どこで暮らされているかわかりませんが、どうか生きてください。
病院で安定剤や、抗不安剤などの投与を含め
体と心を休めてください…・・
そして、専門家の手を借りながら自分自身の人生を
もう一度、始めてほしいと思います。
今苦しいからこそ、それをエネルギーにして変わることができます。
生きていて良かったと思える日がきっときます。
心から応援しています…