HOME > セラピールーム > メールカウンセリング事例集 > アダルトチルドレン > 2004/08/31
まこさん
私はアダルトチルドレンなのに今4歳の子供がいます。
このままでは子供もアダルトチルドレンになりそうで不安です。
子供を持ったことを後悔しています。
でも親としての責任は果たさなければと思うのですが、
逃げてしまいたい気持ちがあります。
その葛藤が苦しいです。
はじめまして「まこ」さん、風早里美です。
ご質問を読ませて頂きました。
書き込まれている情報が少ない事もあり
お返事が、適当かどうかわかりませんが書かせて頂きますね。
このページを読まれてお分かりだと思いますが
私自身もアダルトチルドレンです。
そして、まこさんとと同じように子供を育てています。
心の問題の専門家でありながらも
当然、日々迷いながらの子育てが続いています。
私は、また「それでいいのだ」とも思っています。
なぜならば、私の子供たちは別の人格で感性を持っているからです。
私が、自分の両親から言われて嫌だった言葉・・・
其れを意識していわなかったとしても、彼たちが其れを
プラスに受け止めるか、マイナスに受け止めるかは別の問題です。
私は自分自身が、いろいろな人生の場面で結果を出せなかったところがあり
母親から、其れを責められていたところがあります。
「させても無駄だった・・・」等など・・・・
でも、私自身がその時々に一生懸命であった自分の
プロセスを見守って、其れを認めてほしいと痛切に思っていたのです。
そこで、其れを息子たちに話した時があります。
ある事の結果が出ないかもしれない・・・
とある時次男が私に相談をした際に、このように話したのです。
「結果は出るときも出ない時もあるよ、
貴方が、どんな風に一生懸命にやったかのプロセスが大事じゃない?」と。
その言葉は、恐らく私自身が母親から言われたい言葉だったと思います。
ところが、次男は怒り出したのです・・・・。
「俺は、必死でやったからこそ、結果がほしいんだ!其れを、そんな風に簡単に言わないでくれ!!」
そう言われてしまったのです・・・・。
「そうだね、そうかもしれないね・・・・
きっと、これは母さんがほしかった言葉かもしれないね。
でも、頑張っても結果の出せることばかりじゃあないから、
少しだけ覚えておいてほしいなぁ~」
そう、次男と話しをしました。
まこさん・・・・・・、
きっと4歳で、自我が目覚め始め悩む事も多いのでしょうか?
ご自身の、悲しい記憶で辛さがあり余裕がないのかもしれません。
でも、自分自身の傷と向き合って、其れを克服できる行動を起こせても
子供にとって、其れがどのように受け止められるかは
子供の選択に他なりません・・・・・・。
親の行動が、「教師」になったり「反面教師」になったりする事で
子供はいろいろな面で、成長をしていきます。
逃げてしまいたい気持ち・・・・
そんな中に、自分自身が「こうあるべき親」を意識しすぎていませんか?
まこさんが、まこさんらしく生きていること・・・・・
それが、とても大切だと思います。
どうか、「出来る無理」だけをして、
「出来ない無理」は、周囲の人に助けてほしい・・・と話してみて下さい。
その様に関わってくれる人がいない際には
カウンセリングを受けられるようでしたら、受けてみられるといいと思います。
一度だけでも、話を吐き出してみる事で、心゙が落ち着くこともあります。
ご自身の整理を、少しずつ進めていけるように
ワークショップなどに行かれる事も手段だと思います。
少し、外に向かって話しをすることで整理をされる事が大切だと思います。
どのような方法が、まこさんにとって癒しとなるのか
心の整理になるのかは、わかりませんが・・・・・・
少しでも、あなた自身を好きになっていかれることが大切だと思います。
あなた自身を抱きしめて下さいね・・・・・・
子供が子供であるように、まこさんの心も「子供」なのだと思います。
応援しています・・・・・