セラピールーム
  • セラピールーム
  • メールカウンセリング事例集
  • アダルトチルドレン
  • 夫婦関係のお悩み
  • 症状に関するお悩み
  • その他のお悩み

お申し込み・お問い合わせ

  • カウンセリングのお申し込み・お問い合わせはこちらへ
  • お問い合わせ
  • 電話でのお問い合わせ
  • 052-261-5181
  • 月曜~金曜 9:00~19:00
    土曜 9:00~13:00
  • ※事務代行会社にて受付し、折り返し風早より連絡します。
 
セラピールーム あなたにおくる、4つの癒し
ライクユアセルフ 風早里美のブログ

セラピールーム

メールカウンセリング事例集

アダルトチルドレン
第2子出産後ケンカ、離婚話

(名前なし)さん

2004年09月21日 (名前なし)さんからご質問を頂きました。

はじめまして。
7月に第2子を出産しました。
それまでは、ケンカはするモノの、仲良くやってきた夫婦だと思います。
友だちからも、親からも、「友だち夫婦」みたいといわれてたくらい。

だけど、産後ちょっとしたことからけんか。
そして、かれと3日くらい別居みたいになってしましました。
初めてのことです。
私は、いつものように彼から謝ってくれると思っていましたが
今回ばかりはちがっていました。
旦那の実家に相談したら、仲裁をかってくれたのですが・・・。
それが、旦那のはなしを聞いたらそのまま。
はなしも、私が訴えてた事とは別の事で彼は怒っていたのです。


共働きの私たちは家事も協力できることは2人でこなしてきました。
私自身彼に対して、ちょっと毒を吐く口調でケンカ越しになることもありましたが、
わりと仲直りするのも早く(旦那がおれてくれてたのですが・・・。)
うまくまわっていました。
完璧とはいわなくても、家事も困らない程度にはやってきたし、
育児も、自分のことは我慢しつつ
旦那にはほしいモノは文句いいつつもうけいれてきたつまりです。

ところが、彼は、もう疲れた・おれは今まで我慢してきた。
もう背伸びはできない。
これからは自分らしく生きていきたい。
だから、離婚してくれといわれました。
突然のことで、ビックリし、いままでの疲れの原因も
一生懸命考え理解し、伝えたのですが、それでも思いはとどかず・・・。
その内、かていを省みなくなり、子どもにすら関心をしめさなくなってしまいました。
うえの子は4才と、何となく感じとっていて、父親に近づけない感じです。
それでも、気を引こうとして歩み寄っているのですが、以前とは比べられないくらいの態度。
ホントにこんな変わり身は信じられなくて夢かと思いたいくらいです。


色々相談したのですが、ある人から、
小さい時の育て方が愛を掛け違えて受けてるのではという意見もありました。

確かに、実家は至れりつくせり、自分たちより子ども優先なところがあります。
それが大人になったいまにも続いており、かれも、何かと実家をたよりにしています。
子どもの養育について話ししたところ、母子家庭になるのは不安だし、
という私の言葉に、不安なの?だったらおれが引き取る。
俺は実家があるから、実家で見てもらえる。
仕事もするし飲み会にも行く。と平然と言う始末。
不安に思う事がおかしいと言った感じ。

そんな価値観の違いは前から感じていました。
どっちかといえば、なにも考えないお気楽タイプ。おめでたい性格なんです。
だから、複雑に考えてしまう私の考え方が不思議でしかたないんでしょうね。
お姑も、近所のスーパーに行けば、旦那の好きなジュースを買って届けてくるし、
太っているから食事に気をつけろと言っては、夕飯の献立は肉料理。
肉じゃないとおかずじゃないからね。と旦那のためにつくっています。
はっきり言って、男はマザコンです。それはわたしも理解してます。
でも、親となり子供までいるなか、私の事ばかりが原因で、離婚とはしんじられないです。
自分のしてきたことには謙虚に反省しつつ、身勝手な判断にあたまがきます。
彼の心意がしりたいです。
説明不足かもしれませんがご意見のほど宜しくお願いします。


はじめまして、風早里美です。
お返事が、遅くなり申し訳ありませんでした。
ご質問を読ませて頂きました。

ご夫婦の中での行き違いによって、離婚の危機にあるとの事
お子さんを出産されたばかりで多忙な時期でもあり
御身体が、十分でもない中で大変なご様子ですね・・・


>だけど、産後ちょっとしたことからけんか。
>そして、かれと3日くらい別居みたいになってしまいました。

>ところが、彼は、もう疲れた・おれは今まで我慢してきた。
>もう背伸びはできない。
>これからは自分らしく生きていきたい。
>だから、離婚してくれといわれました。
>突然のことで、ビックリし、いままでの疲れの原因も
>一生懸命考え理解し、伝えたのですが、それでも思いはとどかず・・・。
>その内、かていを省みなくなり、子どもにすら関心をしめさなくなってしまいました。
>うえの子は4才と、何となく感じとっていて、父親に近づけない感じです。
>それでも、気を引こうとして歩み寄っているのですが、以前とは比べられないくらいの態度。
>ホントにこんな変わり身は信じられなくて夢かと思いたいくらいです。


お子さんも辛い思いをされているようですね。

ご夫婦の間で、気持ちを創りあっていない時間が
どうも、長く存在していたように感じています。
勿論、どちらかがワンサイドで悪いという事ではありません。
ただ、少なくても、上記の文章を読まなくても
ご主人が自分の気持ちを溜め込んでいたと思われる箇所が
貴方の言葉の中に、何箇所か確認できます。


>私は、いつものように彼から謝ってくれると思っていましたが
>今回ばかりはちがっていました。

>共働きの私たちは家事も協力できることは2人でこなしてきました。
>私自身彼に対して、ちょっと毒を吐く口調でケンカ越しになることもありましたが、
>わりと仲直りするのも早く(旦那がおれてくれてたのですが・・・。)
>うまくまわっていました。


この二箇所は、顕著だと思います。
ご主人の中で、自分自身を抑え折れること・・・
それが、夫婦円満に生活していく為に必要だと思われていた節があります。
貴方は、其れをきっと感じていたと思いますが、
その場が終わってしまえば、
生活の現実の中で見返すことは無かったのだと思います。
それ自体は、ありがちなことですし
其れは、誰からも責められる事ではないのかもしれませんけれど・・・・


>完璧とはいわなくても、家事も困らない程度にはやってきたし、
>育児も、自分のことは我慢しつつ
>旦那にはほしいモノは文句いいつつもうけいれてきたつまりです。


と書かれているように、貴方にとっても
色々と全てが受け入れられることでもなかったと思いますし
多くの、自分自身を抑えて我慢していた部分もあるとも感じていますよ・・・

ただ、そこで、考えなければならない事は、
ご主人が自分自身が本来主張し、伝えなければ未消化になるものまで
押さえてしまった可能性があるということです。

きっと貴方は、未消化にならないほどには溜め込まず
相手(ご主人)に伝えたていたと思います・・・・・。
しかし、そこで、ご主人がその言葉を直視せずその場限りで「折れて」しまう・・・
そういった行動に出ていたことで、彼が必要以上に我慢をしていることが
貴方に伝わらなかったのではないでしょうか?


>確かに、実家は至れりつくせり、自分たちより子ども優先なところがあります。
>それが大人になったいまにも続いており、かれも、何かと実家をたよりにしています。
>子どもの養育について話ししたところ、母子家庭になるのは不安だし、
>という私の言葉に、不安なの?だったらおれが引き取る。
>俺は実家があるから、実家で見てもらえる。
>仕事もするし飲み会にも行く。と平然と言う始末。
>不安に思う事がおかしいと言った感じ。

>そんな価値観の違いは前から感じていました。
>どっちかといえば、なにも考えないお気楽タイプ。おめでたい性格なんです。
>だから、複雑に考えてしまう私の考え方が不思議でしかたないんでしょうね。
>お姑も、近所のスーパーに行けば、旦那の好きなジュースを買って届けてくるし、
>太っているから食事に気をつけろと言っては、夕飯の献立は肉料理。
>肉じゃないとおかずじゃないからね。と旦那のためにつくっています。
>はっきり言って、男はマザコンです。それはわたしも理解してます。
>でも、親となり子供までいるなか、私の事ばかりが原因で、離婚とはしんじられないです。
>自分のしてきたことには謙虚に反省しつつ、身勝手な判断にあたまがきます。
>彼の心意がしりたいです。
>説明不足かもしれませんがご意見のほど宜しくお願いします。


これらの事からも、彼自身が彼が訴えなくても
周囲の方が勝手に推測し、
彼が心地良いようにしてくれる・・・環境があったようです。
ですから、彼はご夫婦の生活の中で、貴方に対して多くのことを伝えなくても
自分は心地良いままいられるとでも認識していたかもしれません。

貴方が言われたように、大らかなお気楽タイプだからこそ
自分の怒りや、不満に気付くまでに時間がかかってしまったとも言えます。
しかし、その未消化の荷物が、とうとう溢れ出してしまったのですね、きっと。

だからといって、ご主人のみに

>色々相談したのですが、ある人から、
>小さい時の育て方が愛を掛け違えて受けてるのではという意見もありました。


と言った、問題があった為に起こった状況ではないと思うのです。

其れはご自身も感じられているように、あなた自身の中にも
パワーゲームのように相手に対して「謝る事」が出来ない・・・
そういった行動の癖を感じるのです。
其れは、きっとあなた自身の親子関係の中に
境界線を越えて、入り込んでくるご両親の存在がなかったでしょうか?
そして、そのご両親の介入に対して不快を感じた貴方が
其れを、否定的であったり反発であったりするような行動や言葉で
はねつけるなどの経験はありませんでしたか?

又は、幼児期に押さえつけられた育った方に
「反動形成」として、これ以上コントロールされないぞ!!とばかりに
相手を攻撃する行動(過剰防衛)をされる方がいらっしゃいます
それが、あなた自身が書かれている『毒を吐く』といった行動だと思います。


ですから、ご主人の行動にも問題があります。
それは、ご自身の気持ちを話しも伝えもしないのに
わかってもらえなかった!!と言って、怒り出してしまう幼児性です。

また、あなた自身の行動の中にも
相手と創り合っていくというスタンスよりも、
言い負かす、相手を攻撃する・・・・という態度で関わろうとする
そういった幼児性があるように思います・・・・・・。

お二人が御互いに惹かれあったのは、
今、この時点で見えていることが長所に見えていたのだと思います。
つまり、その欠点こそが相手の魅力だったわけです。
ですから、しっかりと今回の件を整理して理解しておかないと
離婚をされても、同質の相手に惹かれる事になるように思います・・・・。


さて、貴方はどうしたいですか?
彼の、実家に任せてあまり自分で考えないところは
ある意味では彼の大らかさに繋がっていると思います・・・・・

子育てについての不安の無さも、ピリピリとして
子供の顔色を伺うように育てる事よりも、大らかになるかもしれません。
逆に、あなた自身が心配しているような事は、ある程度想定して
準備をしてあげる方がいいときもあります・・・・・


お二人が、本当の意味で理解をし合い
相手との作りあいの為に、自分自身を変えることを考えていかれれば
ボタンのかけ違いがあったものの、良いパートナーになられると私は感じます。
相手を変えるのではなく、責めるのでもなく
最初に、その事に気付いた方が変わることが懸命だと思います。


勿論、自分自身で我慢してきたことや
一生懸命に彼の為に努力した来た多くの事柄があり
『なぜ、私が・・・?』と、怒りにも似た感情があるかもしれません。
ただ、あなた自身が変わることで、ご主人が変わることは大いに考えられます。
意地を張るよりも前に、
「彼と別れたい??」と、自分自身に聞いてみて下さい。

きっと、『彼が変わってくれたなら・・・』等々の、言葉が出てくるでしょう・・・
そうではなくて、あなた自身が『別れたいの?』と 再度、聞いてください。
あなた自身が『別れたい』と答えない時には
離婚をする前に、まだ何かすることが残っているように思います。


どうすればいいのか、わからない時は
「どうするべき」ではなく、「どうしたいか」を考えてください。

私も離婚をしています。
どんな理由を付けても、離婚は子供を傷つけます。
しかし、不毛な夫婦関係はもっと子供を傷つけます。
しかし、本当に怖いのは、意地を張って素直な自身を出さないで
別れた後の、あなた自身の気持ちの中にある「後悔」だと思います。

ご主人は、疲れてしまい面倒くさくなっていると思います
しかし、時間をかけることで貴方がしてくれた事も
心が思い出せると思います・・・・・・
時間をかけて、結論を出してください。

どうか、後悔を残さない人生を送って下さい。
応援しています・・・・。

無料メールカウンセリングを受けてみる方はこちら

無料メールカウンセリング

ページの先頭へ戻る