【お返事】

 

erirunさん、お返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

その後、アルバイト先での症状は如何でしょうか？

 

色々な症状に苦しんでいらっしゃるようですね・・・・・。

⑤に書かれているように、ご自身でも理解していらっしゃると思いますが

恐らくお母様からの精神的な抑圧によって

「自分らしく生きてこられなかった」事による弊害だと思います。

 

①のアルバイト先での症状なども、

パニックを起こしていらっしゃるようですし、

恐らく強迫神経症があるのだと思います。

 

③の注射に対する恐さも、神経症によって

マイナスイメージが膨らみすぎて、

「抵抗感」が恐怖心となって増大してしまっているのかもしれません。

 

②による視線恐怖は、ご自身で書かれているように

自己肯定感が低いゆえに、相手から何かを否定される事を

どこかで恐れているのだろうと思います。

 

 

箇条書きと言う、整理された文章で書かれている事・・・

それは、erirunさんの中の知性的な部分であろうと思います。

自分自身を理論武装によって守ってこられたのだと感じます。

 

最後に書かれているように、「幸せになりたい」との事。

人として、生きていれば自然な気持ちだと思います。

だからこそ、誠意を持って、

私が感じていることをお伝えしたいと思います。

部分的には、erirunさんが辛い気持ちになる可能性もあります。

責めているのでも、攻撃しているのでもなく

erirunさんが幸せになる可能性を

「一緒に探る為」と理解していただけると嬉しいです。

 

erirunさんの書かれている文章の中で

全体の流れとしては、違和感がある箇所があります。

 

＜男性恐怖症ではありません。

＜過去に沢山の人とお付き合いしましたが結婚した今も処女のままです。

 

書かれているような心の状態でありながら多数の男性と交際をされている。

勿論、erirunさんが魅力的な女性である事もあると思います。

きっと、このこと自体(沢山の方とのお付き合い）は、

erirunさんが「幸せ」を求める気持ちの現われだと思います。

 

ただ、今、アルバイトでの症状が悪化している事・・・

この現実の影には、結婚しているにも拘らず処女である・・・

つまり、ずっとセックスレスである事によって、

ご主人との関係が不安定である事が隠れているのではないでしょうか？

 

本来であれば、結婚によって親からの呪縛から解かれ

パートナーと関係を深める事により、心が安定する場合があります。

ただし、親との関係性を引きずった場合であれば

結婚をしたとしても、パートナーと本心からの創りあいは

出来ていない場合も多いのが事実のようです。

 

つまり、erirunさん自身が「妻」になっておらず

「娘」のままで存在し、形だけはご夫婦となっている可能性です。

子供の頃からのお母様からの精神的虐待による呪縛に

きっと、哀しいですが捕らわれているのかもしれません。

 

恐らくerirunさんも、「このままでは、いけない・・・」と感じ

ご相談のメールをくださったのだと思います。

 

＜セックス恐怖症（異物感と痛みに耐えられない）

 

このerirunさんのご経験は、私自身にもありました。

元夫との最初のセックスは、この状態にあり、私は処女でした。

毎夜のように、二人で努力をしても克服できず

このまま、一つになれないのかと悩んだものでした。

 

当時は元夫から「経験済み」と聞かされていたのですが

彼もまた初めてだったので、よりスムーズではなかったようです。

当時は恋愛中でしたので、エネルギッシュに一つになる努力を

資質的にオープンに行なっていた二人であっても、何ヶ月もかかりました。

きっと、それは私の脅迫神経症によるものであったと思います。

 

結婚前のセックスに対する妊娠への恐れ・・・・

好きな気持ちはあっても、結婚を前提にしている時期ではない事で

親・・・、特に母親を裏切るような感覚があり、

その罪悪感は、今でも覚えています。

erirunさんの場合にも、そういった感情も絡んでいる可能性があります。

 

erirunさんの場合は結婚前に、「恥じらい」と捉え

結婚後には自然に一つになれると、

ご主人もerirunさんも思われていたでしょうか？

それともご主人は、それらの状況も含めて

erirunさんを受け入れていたのでしょうか？

ご主人の受容は、結婚後も「心から」続いていますか・・・・？

 

書かれている情報だけでは、推測をするしかないのですが・・・

erirunさんの中で、「健康な心」が大人になりたがっています。

『妻』に、『母』に・・・、なりたがっています。

そして、とても幸せになりたがっていると、私は思います。

 

内容を読ませていただく限り、複雑に絡んでおり

erirunさんだけでは、

どう動いていいのか分からないレベルだと思います。

「幸せになりたい」と、強い自分の決意を感じられたならば

どうか、専門家の力を借りて自分を助けてあげてください。

 

頂いたメールの中にある、少し距離のある・・・

ある意味では「受身」のようにも感じられるエネルギーでは

自分自身を変える事は難しいと感じます。

 

erirunさんの人生を、erirunさんの手に取り戻してみませんか？

それは、痛くて辛くて、しんどい・・・・時も多いですが

シンプルで分かり易く、生き辛い時間を軽減してくれます。

空回りせず、「生きていて良かった」と思える心を育ててくれます。

 

「自分を変える事」は、その人自身にしか出来ません。

医師もカウンセラーも・・・・、サポーターにしか過ぎません。

erirunさんは、幸せになりたがっています。

「erirunさん」を、幸せにしてあげる事が出来るのは

大人になった「erirunさん」だけなのだと思います・・・・・。

このターニングポイントに、一度しっかりと考えてみて下さいね

 

少しでも、少しずつでも幸せになりましょう・・・

少しでも、大きく幸せを感じましょう・・・

 

心から、応援しています・・・・・。

 

 

＜お返事＞

 

 

 

 

＜お返事＞