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ライクユアセルフ 風早里美のブログ

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「中学3年生」さん、「消えれば いなくなれば」辛い、助けて

 

2013年7月31日 

*** メッセージ ***

 

*** ハンドルネーム ***

 


*** ご相談の内容 ***
私は中学3年です 
私は、時々死にたくなることがあります。

自分の体を傷つけたりしました。 


学校  クラスのみんなと仲良くなれず、ほとんど1人になることが多いです。

授業では、おいついていかれず保健室にいることが多いです。

家では、家族に迷惑をかけないように、明るく振舞ってます。


もう誰にも迷惑をかけたくない… 私が死ねば 消えれば いなくなれば
もう生きていくのがギリギリ 辛い  助けてください

 

 


始めまして、風早里美です。

ハンドルネームが書かれていませんでしたので

「中学3年生」さんと、呼ばせて頂きますね。

 

 

具体的な内容が書かれていらっしゃらないので

少しお返事が難しいと感じています。

ただ、中学3年生という年令でありながら死にたくなるのには

絡んでしまった複雑な気持ちがあるのかもしれないですね・・・

 

ただ、何かをお伝えしたいと思い書き込みをしています。

 

 

この短い文面に「迷惑」という言葉が2回出てきています。

どうして、このように感じてしまうようになったのでしょう・・・

「迷惑をかけている」・・・・と、

「中学3年生」さんが感じている事は、事実なのでしょうか?

 

 

貴女は「トリックアート」と言うものを知っていますか?

 

例えば「赤」に見えているものでも、

 視点を変えると「青」であったりする。

 

タイの、少し大きな町に世界的な美術館があるらしく

先日、TVで特集をやっていましたが

とても、驚きと興味を持って観ました。

 

『盲点』等、実際には視覚的に見えていない所を

脳の想像力で補い合ったり、今までの経験上で想定したりするらしいです。

それを逆手にとって、ある一点から見ると

錯覚が起きるように計算された芸術作品が、「トリックアート」です。

 

今、放映されているCMで、ジャニーズの4人の男の子が

空間の中の動くだけで、大きくなったり小さくなったりして見えます。

これも、この錯覚を利用しているらしいです。

 

 

また、動物園の「ぞうさん」・・・・、貴女はどんなイメージですか?

「大きくて、鼻が長くて、・・・・・・云々」と答えるでしょう。

でも、それは色々な角度(視点)から見る事が出来て理解できるものです。

 

「ぞうさん」を後ろからしか見る事が出来なかったら、どうでしょう?

「灰色で身体の割には小さめの尻尾があり、岩のように大きくて・・・云々」

一番の「ぞうさん」の特徴である「長い鼻」は、何も理解できないのです。

 

「トリックアート」と、「ぞうさん」・・・・・

何故、これらの事を書き込みしたかと言う事をお伝えしたいと思います。

 

「生きていたくない、死にたい・・・」

学校には居場所がなく、家族にも迷惑をかけていると思い

本当の自分を表現できていない様子ですね・・・

 

貴女が「迷惑をかけている」と感じている事は、

きっと、今の「中学3年生」さんにとって事実なのでしょう。

 

でも、でもね・・・・

何とか、もう少し生きてみませんか?

頑張らなくてもいい、受身でもいい・・・・

流されても、流れてもいいから、生きてみませんか?

 

『生きる』という時間が流れる事で

貴女の中の視点が増えてくる可能性があると思うのです。

「ぞうさん」には、長い鼻がある事も理解できると思うのです。

人性の『トリックアート』、視点を変えて見てみませんか?

 

今、「迷惑をかけている」と感じている事は

いつの日か、違うものとして感じることが出来るかもしれません。

 

私も中学1年生の時に、イジメが原因でリストカットした事があります。

家庭にも私の居場所は無いように感じていました。

親からは『可愛くない子』と言われ育ちましたが、

貴女と同じように、明るく振舞い「ひょうきんな子供」として、

「私ではない私」を生きていました。

 

ずっと、どこかで「何故、生まれてきてしまったのだろう?」とか

「生きていて、いいのだろうか?」とか、

「生まれて良かったと思える日が、来るのだろうか?」と思っていました。

 

それは、つい最近まで続いていたと思います。

色々な事があり、時には生きている事を肯定できる日もありましたし

生きている事を、呪う様な日もありました・・・・。

 

でも、やっと少しずつ・・・

「生かされている事」「活かされている事」を感じ始めています。

 

 

貴女に伝えたい事は、

「生きてみませんか・・・?」という願いだけです。

 

 

「中学3年生」さん、貴女の人生。

「終わらせる事」も、「生きていく事」も、貴女次第です。

『生きていて良かった』と、きっと思う・・・・とも言えません。

でも、その可能性はあるような気がしています。

 

色々な視点から、色々な角度から、

貴女の人生を、いっぱい見てから

その時間を、何とか何とか生きてみて・・・、

 

そして、どうするか考えてみませんか?

 

応援しています・・・・・・

 

 

 

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