始めまして、風早里美です。

りんごさん、お返事が遅くなって申し訳ありませんでした。

『セックスレス』という複雑な問題だけに安易に相談も出来ず

苦しんでいらっしゃるご様子ですね・・・・

りんごさんは、きっと一生懸命な頑張り屋さんでいらっしゃるようですね。

甘えん坊なのに我慢をして、甘えさせてあげてしまうのかもしれません・・・。

こしたい思いはあるのに我侭になれない・・・、そんな貴女なのかもしれません。

参考になるかどうか分かりませんが、

少しずつお伝えしていければと思います。

まず、色々な方のセックスレスのお悩みにについて

関りを持たせて頂いて思うことがあります。

それは表面上のことであり、深層には別の問題が隠れている事です。

私は「セックス」を肉体的なものとして捉えているよりも

精神的なものとして位置づけています。

例えば、心の距離と言うか、位置という感じでしょうか・・・・・。

それは、りんごさんとご主人の心が離れていると言う意味ではありません。

りんごさんとご主人の場合は、新婚であっても位置が「男女」ではなく

「家族」であったり、「母子」であったりしているように感じるからです。

ここで語られている内容は、りんごさんがご主人にアプローチをするけれど

ご主人からは、女性には理解しがたい色々な『言い訳』を聞かされ

貴女は、それを受け止めざるおえない環境があるご様子です。

りんごさんの、本当の辛さを受け止める事をスルーされているように感じます。

確かに『うつ病』については、

性的欲望が萎えている事は事実だと思います。

精神的には余裕が無く、傷つくことを極端に恐れているのだと思います。

時によっては、男性にとって「出す」という行為にセックスを捉えているからこそ

自分の中で「自慰行為」で済ませてしまっているようにも感じます。

セックスは相手の気持ちがありキャッチボールで難しいですが、

自慰行為は自己完結できるので疲れないし難しくない行為なのだと思います。

勿論、こういった「萎える」という繊細な状況であるのですから

ご主人が自慰行為によって、

精神的に自信をつける必要もあるだろうと推察できます。

しかし、ご主人が「申し訳ない」と貴女の傷みを感じていらっしゃるならば

自慰行為をした事を、ストレートにはお話されないようにも感じ

それは、りんごさんに対する思いやりのようにも感じます。

＜私が不機嫌なのを見ても自分から

＜「なぜ不機嫌か？」を聞いてくることはありません。

＜自分から問題を解決しようとはしません。

＜機嫌が直るのを待つ…など、自然に任せる事がほとんどです。

＜少し、人の気持ちを理解する力が弱いような気がします。

＜私が問題を提起しない限り 、自ら現状を打開することはしないと思います。

そういった意味で、りんごさんは彼をよく理解されているように思います。

私も、貴女の感じているように感じますよ・・・・。

アスペルガー障害ではなくても、

対人理解能力に乏しい、そういった部分があるのかもしれません。

また、視点を変えると・・・・・・

りんごさん自身にも、問題を伝え

アサーションする経験が少ないのかもしれないと思いました。

それは、「不機嫌になる」という行動で、

相手に分かってもらおう・・・とされているように感じるからです。

そういった意味では、ご主人の気持ちや行動は良くみて感じているけど

自分自身の内側に対しては、感じたり理解をしていないのかもしれないですね・・・。

ただし、今回書かれているように、アサーションをしようとしても

ご主人自身が途中からシャットアウトしてしまい何も伝わらず(うつ病によって）、

不機嫌と言う行動で表現するしか選択肢がなくなるということなのかもしれません。

そうなのであれば、恋愛中から感じていらした違和感は

ご夫婦になられて具体的に表面化した････、という感じなもかもしれませんね。

可能性の一つとしてお伝えしておきます。

結婚直前から起きているご主人の「うつ病」の再発も

近くの人間関係に対して直視したり対応する事に対する

不安感･恐怖心から来ている可能性もあるように思います。

ある意味では、人間関係回避(夫婦関係）の方法として病気になってしまう・・・

「心身症」の匂いを感じてしまうのは、私だけなのかもしれませんが・・・。

好きな人との結婚・・・・、それは嬉しいものに違いない事です。

ご主人は、もちろん「りんごさん」を愛していらっしゃったと思います。

しかし、サラリーマンが「昇進」のタイミングによって心のバランスを崩し

頑張りすぎて余裕をなくしたり、パニックを起こしたりする事で

「うつ病」を発症してしまう状況と、少し似ているようにも感じるのです。

＜なぜ私 はこんなに子どもが欲しいのか、

さて、りんごさんは、このように書かれていらっしゃいますね・・・

私が感じていることで、それは事実ではないかもしれません。

可能性の一つとしてお考え下さい。

本来ならば創りあっていくパートナーとしてご主人と結婚されたと思います。

ところが現在のお二人には、心のキャッチボールが出来い現実があります。

それは、哀しく寂しく長い長い時間だと思います。

きっと、りんごさんは、

「今、ひとりぼっち」だと感じているのではないでしょうか？

そして、一人でないと思わせてくれる存在として、

「子供」を欲しているのではないでしょうか？

また、その「子供の存在」によって、

ご主人とも繋がっている事を、自分自身に言い聞かせたいのではないでしょうか？

りんごさん・・・・・、

私も最初の妊娠で切迫流産をし入院をしていても子供が亡くなりました。

その際に、私自身のホルモンバランスで不妊治療に通っていた頃

本当に、子供を抱く日が来ないのではないかと悩んだ時間があります。

「子供が欲しい」と言うものは、母性の流れではあると思いますが

一方で自分の中の「寂しさ」を遠ざけたい無意識があるように感じます。

「子供」という、無条件に愛せる存在・・・・

「子供」という、無条件に求めてくれる存在・・・・・

「子供」は、とても素敵な存在です。

でも、その子供に健康な心が育っていれば、

いつかは、親を振り返ることなく離れていきます。

その時に、取り残されるのは「夫婦」なのではないでしょうか・・・・・・

「子供」という存在がなければ成り立たないご夫婦であるならば

少しその関係が、不自然ではないかと私は感じています・・・・。

＜怖い顔で「子どもが欲しいからセックスして、私を愛してるなら」

＜と言ってしまいたいところを毎日グッとこらえて隣で寝ています。

りんごさんは、このように書かれていますね・・・

＜結婚してみて思ったのですが、共通の趣味がなく、

＜買い物など人混みの嫌いな夫は、

＜家でスポーツや競馬関係のテレビ を見るか、疲れると寝ています。

＜前は運動が好きだったようで、暇なときはゴルフなど行っていました。

＜ペットを飼うか、子どもでもいないと、

＜二人の時間をどう過ごしていいか分かりません。

ご主人と、しっかり向き合ってみませんか？

縁があり結婚したのですから、安易に離婚を勧めるものではありません。

もし、そういった結論に至ったのだとしても、繰り返さない為に

「結婚をされた意味」や「離婚に至った意味」を整理して欲しいと思います。

今のりんごさんは、「離婚をしない」というゴールを決めているご様子で

それに合致する情報を、一生懸命に集めていらっしゃる様です。

＜夫は基本的にとても優しく、穏やかで、鬱は比較的軽いと思います。

考える脳といわれる「左脳」は、このように考えていても

感じる脳といわれる「右脳」は、上記のように色々なご主人を感じています。

りんごさん自身の中にも、ご主人と向き合ってしまえば

「離婚」も含めた何かに気付いてしまう････、そう思ってはいませんか？

ご主人は、軽度とはいっても「うつ病」を発症されているわけですし

シンプルに安易に事を進めていくわけにもいかないとは思います。

専門家のサポートもあった方が良いかもしれませんが

出来れば、りんごさんの中にある「本当の気持ち」を整理され

りんごさん自身が、幸せを感じられるように自らを導いてあげて欲しいと思いました。

前述しました「セックスレス」でご相談の方々には

それ以外の深層があるようだ・・・・と。

りんごさんが書かれているように「我慢」であれば、

これから長い人性を過ごしていかれる事は難しいかもしれません。

でも、ご主人の色々を「許せる」のであれば、一緒に歩いていけるかもしれません。

「うつ病」であり、「セックスレス」であるご主人と向き合って

もう一度、自分の心のありかを探しながら

「考えて」「感じて」みて・・・・・欲しいと思います。

応援しています・・・・・・