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「助けて」さん、「15歳」「リストカット」。・・・死にたい。

 

2014年1月22日 

 

*** ハンドルネーム ***
助けて

 

*** ご相談の内容 ***



初めまして 私は中学3年生です。
私は中学1年生の後半からリストカット始めました。

 

最初の頃は週に1回切る程度だったのですが、

今では1日に何度も切っています。 休み時間など

少しの空いている時間をつかってトイレの中で切っています。
リストカットをしている時は全く痛みを感じないし、
なんだか少し楽になったように思えます。
傷は残ることはわっかているけどやめられません。

 

生きていることがしんどくて、

泣きたくてもみんなの前では笑顔で振舞って、
いつも死ぬことを考えて(自殺など)、 勉強も全然できなくて

(中学3年にもなって小学校2年生くらいの漢字しか覚えられないなど)…
死んで楽になりたい、

生きている意味あるのかな~と思うことがたくさんあります

誰にも相談できなくて、本当は死にたくもない。
ただ言葉で「助けて」と言えなくて 

誰かにきずいて欲しくてリストカットして
「SOS」をだしている…かもしれない私はどうしたらいいのですか、
誰かに思い切って相談したほうがいいですか?

 

…でも家族とかにいざ相談しようとなると

心がすごく嫌って言うほどモヤモヤします。
カウンセリングに1人で行きたいと思っているのですが

でも勇気がなくて、 人と目を合わせることができません。


どうしたらいいですか?


意味が通じない文ですみません。

 

###########################################

 



<お返事>


「助けて」さん、始めましてカウンセラーの風早里美です。
お返事が遅くなって申し訳ありませんでした。

 

“リストカット“を繰り返してしまう、
・・・とても悩んでいらっしゃるようですね。

 

誰にも相談できなくて、本当は死にたくもない。

ご自身で書いていらっしゃるように、

「死にたいわけではない」のだと思います。


きっと、自分でも分からない“苦しさ”や“寂しさ”や“辛さ”があり
それらを、誰かに分かってもらいたいのだと思います。
でも誰も「分かってくれない」し、自分からも「助けて」と言えない。

生きていることがしんどくて、泣きたくても

みんなの前では笑顔で振舞って、 いつも死ぬことを考えて(自殺など)、

本当の自分の気持ちを表わすことが出来なくているようですね・・・
笑顔のペルソナ(仮面)を着けて、生きていらっしゃるのでしょう。


それは辛い事ですし、もっともっと自分の考えている事が
絡んでしまい、分からなくなってしまうと思います。

でも反面、書かれている「みんなの前で作っている笑顔」は
心配してくれる誰かだから、心配をかけたくなくて、
本当はあなたが考えている「死ぬ事」を

隠したくなっているのかもしれません。
だから、自分の辛い気持ちを取り繕っているのかもしれません。

 

<勉強も全然できなくて

<(中学3年にもなって小学校2年生くらいの漢字しか覚えられないなど)…
<死んで楽になりたい、

<生きている意味あるのかな~と思うことがたくさんあります。

 

「出来ない」と位置づけられている勉強は、
もしかしたら部分的なのかもしれないとも、思います。
それは、決して根拠の無い慰めを言っているのではありません。


ここに書き込まれている言葉も、支離滅裂ではありませんし
ネットを使ってPCで入力をさているのであれば、

一般的な学力はあると感じます。

 

例えば、私は大学や公的機関などで講義もしますし
話をする事は理路整然と語り、

勉強が出来るように見えるところがあります。
ところが、私なりの努力をしても難しい部分がはっきりあり
私は「学習障害」の様なものが部分的にあるのだと認識しています。


それは、人の名前を覚えられない・・・・、ということです。

 

私にとって、特に“苗字”は無機質なものでストーリーがないのです。
逆に、カウンセリングの面談内容のようにストーリーのあるものは
数年前のものであっても、ポイントであるものは忘れる事はありません。
クライアントの方は、ニックネームや名前(里美など)で呼ばせて頂いて
辛うじて、お名前を忘れないように努力しています。

 

そういった意味では、左脳(知的理解)が乏しく、
右脳(感覚的理解)は発達しているのだと思います。
簡単にいうと、「好きなものしか、頭に入らない」という事です。

 

ハリウッド俳優の“ブラッド・ピット”さんが、
顔を認識できないという障害を持っていらっしゃいます。
私を含め、色々な方には各自の個性に近い脳内のあり方があるようです。
「助けて」さんの、学習に関する状態が、
ここに書かれているネガティブなものが全てでは無いように私は感じます。

 

<意味が通じない文ですみません。

 

と最後に書かれていらっしゃいますが、

今の状況では十分な文章ですよ・・・。
「感情」と「現実」、「自分の想い」と「周囲の思い」が混同し
心が絡んでしまい、自分では分からなくなってしまっているのだと思います。

 

ただ分かる事は、助けて」さん自身が
「どうして、こんな事をしている」のか、
「どうして、してしまうのか?」を、『理解する必要』があるという事です。

 

勿論、明確な答えを見つけるのは随分時間がかかることだと思いますが
それを「知ろう」とする事から何かが始まっていくのだと思います。
知ろうとする事が、この行き場の無い苦しみや辛さから
「脱出する」為の第一歩になるのではないでしょうか?

 

“自分探し”は、もう多くの人が使う言葉ではありますが
本当に“自分探し”をする事は大変な作業です。
私も、ずっと「分かっているのだ」と自分に言い訳をしながら逃げていました。
それは、怖い作業だと無意識に分かっていたからです。

やっと、自分と向き合えたのは、40歳の時。
専門家の私でも自分の背中は見えず
自分以外のカウンセラーという専門家の力を借りました。

 

「助けて」さん、こうして私のページに「助けて」と言えた勇気を
自分を助ける為に、

自分の心を抱きしめる為に、もう一度、出してみませんか?

 

「助けて」さんの周囲に、「”助けて“と言ってみよう」
と思える、人はいないのでしょうか?

 

<…でも家族とかにいざ相談しようとなると

<心がすごく嫌って言うほどモヤモヤします。
<ただ言葉で「助けて」と言えなくて 

<誰かにきずいて欲しくてリストカットして
<「SOS」をだしている…かもしれない私はどうしたらいいのですか、
<誰かに思い切って相談したほうがいいですか?

 

と書かれているという事は、

「相談する」選択肢もあるという事だと思うのです。
「言っても、助けてくれない」と、はっきり思っているのでしょうか?
「きっと、無理だよね・・・・」と思っていませんか?
「どう言ったらいいか、自分にも分からないし・・・」と諦めていませんか?
「モヤモヤ」するのは、相談を受け止めてくれない時のショックを心が考えて
「相談は止めた方がいい」と迷い始めるからだと思います。

 

「リストカット」という形で、“生きている確認”をしながら
自分自身に向ってメッセージを出しているのです。
周囲にメッセージを出しているのです。
「助けて!」って、「死にたくないよ・・・」「辛い、分かってよ」って。

 

私は「助けて」さんのご家族や周囲の状況はわかりません。
ただ“あなた”だけは、“あなた自身”を助けてあげてほしいのです。
分かってあげてほしいのです、辛い事や寂しい事を・・・・・。
だから、そんな「自分自身を探して」ほしいのです。

周囲の人たちを、見回してみませんか?


綺麗ごとではなくて、酷い大人たちも世の中には一杯います。
親であっても、愛情を注ぐのではなく、
子供の愛や心のエネルギーを吸い取ってしまう人もいます。
全ての親が、子供を愛し

全てを受け止めてくれると、言うつもりはありません。

 

でも、もしかしたら「助けて」さんが
「無理だよね」「分かってもらえないよね」と決めてしまっているだけで
そこには、あなたを想い、

あなたを心配する人たちが居るようにも思えます。


なぜならば、「助けて」さんは、

ここに「助けて」と言う事ができる人だからです。

本当に、親という存在を通じて「人間」を信じる事が出来ない人は
きっと、立場を隠して「助けて」と言えるとしても
このようにメッセージを出す事が難しいのではないかと思うからです。


どこかで、「人を信じてみよう」

「人を信じたい」と思っているのだと思うからです。

誰かに話してみても、「そんなこと・・・」と言われたりしないか?
「迷惑をかけるのではないか?」と、
心配なのかもしれません、不安なのかもしれません・・・・・。

 

でも、もう“声”を出してみませんか?
もう、「自分を助けて」あげませんか?
リストカットが、
いつの日か大きな事故になって、命を本当に終えてしまう前に・・・・・。

事故になってしまい、本人も予想外に命を終えてしまおうとする意識の中で
きっと、「誰かに、相談すれば良かった」と思うのではないですか・・・?

 

私は「助けて」さんを、変える事は出来ません。
ごめんなさい、そんな力は誰にもないのです。
助けてあげる事の出来るのは、「あなた自身」だからなのです。

 

「声」を出してください。
誰かに「相談」をしてください。
「辛い」と言ってください。
「助けて」「助けて」「助けて」と、声に出してください。

 

生きていてください・・・・・。
「生きていく意味」など、わからなくても・・・・
「生きている」事に、きっと意味があります。

いつの日か、生きてきて良かったと思える日を信じながら、
・  ・・・「今」を、生きてください。

 

「生きてきて良かった」と思える日が来る事を願っています。

応援しています・・・・・・

 

 

 

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