＜お返事＞

 

「ゆみ」さん、はじめまして風早里美です。

ご相談内容を読ませて頂きました。

 

書かれているご主人の女性関係の発覚に苦しんでこられたとの事、

1年間、とても辛いお気持ち� ったと思います。

 

その上、ご主人は反省されているご様子もなく開き直りをされているようですね。

このような対応をされる事を受け入れていかれるの� ろうかと感じています。

 

「ゆみ」さん、つらいお気持ちの中ですが、お伝えしたい事があります。

 

お子さんお二人が、どのような感想を持たれていても、それは「ゆみ」さんとご主人との関係には直接関係はありません。

お子さんが父親を嫌っている事と、「ゆみ」さんがご主人をどう思っているかは別も問題だからです。

娘さんが離婚を勧めるから、離婚をするという事でもないですよね・・・。

娘さんの言葉を借りるのではなく、貴女自身の言葉を探してみませんか？

 

「ゆみ」さんは、ご主人と34年間夫婦仲良く暮らしてきた、と書かれています。

ところが娘さんのコメントを伺うと、それは事実なの� ろうか？と不思議に感じます。

 

「ゆみ」さん、「ゆみ」さんは生活の中でご主人のモラハラの言動を

毎日受ける事によって麻痺していたのではないでしょうか？

それが日常になってしまうと、違和感がなくなってしまうからです。

「学習性無気力」といいます。

何度も何度も無力感を感じさせられ、自分が無能であると、無力であると思い込まされ

本来ならば行動できる事もでも「行動出来ない」と思い込まされる状態です。

 

 

「ゆみ」さん、「ゆみ」さん自身のの人生を歩いていますか？

「ゆみ」さん、貴女自身の人生を、手に入れていますか？

 

 

私は思うのです。

人は、きっと「幸せになる為に生まれてきた」の� と・・・。

 

「ゆみ」さん、「ゆみ」さんが書かれている様に、

貴女は今、幸せですか？

「ゆみ」さんにとって、「幸せ」って何なのでしょうか？

 

「それなりに生きていく」事は、「ゆみ」さんの幸せですか？

 

離婚をすれば、「ゆみ」さんが幸せになれるわけではありません。

そんなに、”シンプル”な事ではないと思うからです。

 

 

≪経済的≫な準備、一人で生きていく時間の使い方、寂しくない人間関係・・・

色々な事を、考えてみませんか？

 

実際に、「ゆみ」さんにとっても幸せは何なのか？を、

条件を付けることなく考えてみませんか？

色々な情� �を集めてみませんか？

 

ちゃんと、ちゃんと・・・、「幸せ」になりませんか？

ちゃんと、ちゃんと・・・、「生きて」みませんか？

 

勿論「ゆみ」さんは、きっと一生懸命に生きてこられたの� と思います。

でも、それは自分自身を大切にする事でなく、

自分自身が「どうしたいか？」を考える事無く

相手（ご主人）の要求を「受け入れる」という事に対して一生懸命� ったのではないでしょうか？

 

頑張って我慢して受け入れる事で、きっといつかは幸せになれる日が来ると考えていらしたの� と思います。

それが「健気な願い」だったの� と思います。

 

ただ、残念ですがご主人は大きな勘違いをされ、

妻を踏みつける事に抵抗のないモンスターになってしまったようです。

 

 

”ドアマット”の様に、これからもずっと踏み続けられるのでしょうか？

踏まれれば誰でも痛いです。

「踏まないで！」と、叫んでみませんか？

 

綺麗事を言うつもりは在りません。

前述した様に、「離婚」＝「幸せ」だとも思いません。

 

でも、「ゆみ」さんが寿命となり、天に召される時、

自分の人生を振り返り、どんな感想を思われるのでしょうか？

どんな、言葉が浮かびますか？

「○○な人生」「○○な一生」・・・

考えてみませんか？

 

私は離婚を選び、学歴もキャリアも経済力もなった時でした。

一人で生きていく事は、エネルギーが必要で、寂しさもあり大変な事である事を経験しました。

子育てをして母子家庭でしたので、必死でした。

「勇気」というより、「無謀」だったかもしれません。

子供にも辛い思いをさせ迷惑をかけました。

 

でも、私は私の人生を「諦めたくなかった」のです。

私は心から「幸せになりたい」と思ったのです。

 

「ゆみ」さん、「ゆみ」さんの幸せを考えましょう。

「ゆみ」さんの、生きる方法を探しましょう・・・。

「離婚」が、幸せになれる方法であるならば

より幸せが大きくなるように、経済を含めた環境を整えていきましょう・・・。

考えてみて、現状を選択するのであれば、

今の悩み流されている状況よりも、

きっと、開き直れるとも思います。

 

 

何も「正解」はありません。

 

＜離婚する勇気も、独りで生きていく勇気もありません。

＜夫のいう通り、我慢していれば、それなりに生きていける。
＜そんなことをずっと考えながら生きているのです。

 

この書かれているお気持ちが、生き方が「ゆみ」さんの幸せならば

きっと、貴女はここに書き込みをされなかったように感じます。

 

誰も、貴女を幸せにしてくれません。

誰も、貴女を変えてくれません。

何処にも、王子様はいないのですから・・・・

 

「ゆみ」さんを幸せに出来るのは

「ゆみ」さん、貴女� けです。

 

応援していますね　・・・。

 

＜追記＞

ご主人の言葉は、「売り言葉」に「買い言葉」で本心でない可能性があります。

 

「ゆみ」さんが変わる事で、

鏡である相手（ご主人）も変わる可能性があります。

 

勇気を出して、何を選んでもいいと思いますが、しっかりと直視してみませんか？

その事から、きっと何かが変わってくると思います。

 

 

風早里美