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「はるな」さん、いい子の私、「家族を殺したい」
2015年1月17日
*** ハンドルネー ***
はるな
*** ご相談の内容 ***
助けて下さい。
中学一年の不登校です。
リスカは、最近始めました。
私は、いつもいい子ちゃんでいたので
ストレスがどんどん溜まって行き、その怒りや悲しみ、
孤独感、などをリストカットにぶつけています。
でもリストカットをしても、全然怒りが収まらないんです。 最近では、家族を殺したい。
と思い始めています。
中学生になってから親の暴力が始まり、
殺したいと強く思います。
こんな気持ちを、誰かに相談したいです。
助けて下さい。
<お返事>
「はるな」さん、はじめまして風早里美です。
ご相談内容を読ませて頂きました。
お返事が遅くなり、ごめんなさい・・・。
短い文 の中に、吹き出しそうなエネルギーを感じました。
「怒り」「哀しみ」「疑問」「攻撃」「寂しさ」「孤独」・・・
色々な感情を感じたりしました。
「リストカット」をする・・・
中学校の頃、イジメられた事をきっかけに、私もした事があります。
痛みと共に、何かホッとするような感覚がありました。
「死にたい」わけではないのに、生きている事を確認したいような・・・
そんな行動 ったように思います。
「はるな」さん、いい子で育ってきたようですね・・・
『いい子』を、役割として一生懸命に演じてきたのでしょうか?
きっと、中学校になって『いい子』でなくなったように見える貴女を
親をはじめとする家族は、暴力という≪力≫によって、
『いい子』に戻そうとしているのかもしれません。
私が、時間がたっているにも拘らずお返事したいと思ったのは
「はるな」さんが、自己暗示にかかってしまい、
ご自身の人生を一時的な感情によって失って欲しくなかったからです。
「家族を殺したい」と、貴女は書き込みました。
「親」と書かれていない所に、兄弟や祖父母等の複雑な人間関係を感じます。
「受け入れてくれないならば、殺したい・・・」
「攻撃してくるならば、攻撃して自分を守る・・・」
貴女は、きっと追い詰められているのでしょう・・・
「怒り」を感じてもいい
「家族を殺したい」と思ってもいい・・・
『思う事』と、実際に『行動する事』には大きなギャップがあると思うからです。
逆に、「はるな」さんが、自己暗示にかかり、
それを勘違いして行動に移してしまわない事を、痛切に願います。
それは、貴女の「親」や「家族」為ではありません。
「はるな」さんの、未来の為に・・・、
貴女の未来を大切にしてほしい・・・、
その為に少し け考えて、行動を選んでみてほしと思っています。
20歳の、30歳の・・・・成長した貴女が、
中学1年生の自分に、「その時の暴れるエネルギーを良く我慢したね・・・」
そんな風に、自分自身に言ってあげられるような日が来ることを願っています。
「怒り」は、心理学では≪第2感情≫と言います。
その「怒り」の前に、それを引き起こす≪第1感情≫があるからです。
例えば「はるな」さんの場合≪第1感情≫は、
「愛されたい」「理解してほしい」「抱きしめてほしい」「自分になりたい」・・・
そんな感情 ったりするのではないでしょうか?
お父さんが、お母さんが、家族が理解して守ってくれない「はるな」さんならば
せめて「はるな」さんだけは、
これ以上「はるなちゃん」が苦しく寂しくならないように
守ってあげるような行動をとってあげませんか・・・?
学校の先生、保健室の先生・・・
ご家族からの暴力があるのであれば、不用意に行動しない事を約束し
その方々に相談をされる事によって、サポート ける可能性があります。
学校の大人たちが信頼できないのであれば、
市役所等の公的機関の「福祉関係」部署で事情を話し
方法を考えて頂いたり、対処をお願いする事も選択肢です。
ただ、その結果として家族と別れ養護施設での生活も含め
方向性考えていく事になる可能性があります。
そうであっても、今の環境より心も身体も楽になれるのであれば
それも「はるな」さんにとって賢明な選択だとも思います。
中学校1年生の「はるな」さんには、少し難しいかもしれませんが
貴女に出来る事を、今は一つ一つ選び行動をしていくことが大切だと思います。
私も誰も、実際には助けてはくれません・・・・
最後に「はるな」さんを、助けてくれるのは、貴女 けです。
貴女が、「はるなちゃん」を守ってあげて下さい。
「はるなちゃん」を、幸せに導いてあげて下さいね・・・。
応援しています・・・。
風早里美