【ご挨拶】

　「とまと」さん始めまして、風早里美です。

書込みを� �いて随分と経過してしまいました。

お返事が遅くなり、申し訳ありませんでした。

 

【お返事】

セックスレスで色々なご夫婦がいらっしゃいますが二つのパターンがあります。

 

一つは二人の間に精神的な行き違いがあり、

その為にレスになっている場合があります。

 

本人は、カップル間のちょっとした喧嘩と思っていたりしているが

心の引っ掛かりがレスを引き起こしている事に気づいていない� �合です。

何か喧嘩をしたり、過去に言われた事や姑の味方をされた様な場合の事が恨みとなり、

『罰』を与える様な感覚の意識した様な場合もあります。

 

 

二つ目は、単に性欲の低迷による機能的な問題である場合です。

 

つまり、男性であれば勃起不全か、

その可能性を感じ、性交渉そのものに前向きになれない� �合が多い様です。

 

女性の場合は、出産への恐怖感や子育てに対してエネルギーを取られ

結果として『女』ではなく『母親』のスタンスとなり、性欲が減退する場合があります。

 

別途、仕事や人間関係のストレスにより、双方が性欲が減退する場合もあります。

 

ご主人とは、こういった内容の話合いもされているようですね。

そういった意味では、関係性は良いのかもしれないですが、

男性の多くが、セックスレスに対して色々な現実を直視する事が怖く、

男のプライドや自信喪失への恐れから、現実的一歩踏み出せないようです。

 

とまとさんが30歳代でいらっしゃるようですので、9歳年上のご主人は40歳前後。

そうなると、一般的には性欲が減退する年齢ではあります。

仕事が大変な事をとまとさんも理解されている様子、ご多忙なのでしょう。

そうなってくると、とまとさんのお話� けを伺うと、

現実的な性欲減退と、勃起不全への精神的な恐れである可能性が高いように思います。

 

夫婦である時間・交際が長くなってくると、

お互いに『男』と『女』ではなく、『家族』になり性生活が減少します。

「自分に魅力が無いのでは？」と、心配されていますが、そうではない可能性があります。

勿論、女性を放棄し魅力を失っていく様な主婦たちも多いと思います。

それに対して謙虚に反省し、女性としての努力をされるべきでしょう。

ただお話を伺うと、そういった問題でもなさそうです。

 

別途、男性と女性の性に対する誤認もあります。

 

男性は、セックスは挿入しないと女性は喜ばない、不完全� と思うようです。

確かに、その前提は男性が射精する事が目的であるセックス� からです。

 

反対に女性は、『肉』の部分ではなく『精神的』な関わりのセックスを求めています。

結果、前戯� けでも、自分（女）を喜ばせようとする男の気持ちを感じ

身体が不十分でも心が満たされるセックスを得る事が出来る様に思います。

 

とまとさんが考えて頂きたい事は、書かれている様に周囲の期待に応え、

ご自身も年齢的なリミットを意識しているので、『子供が欲しい』という問題なのか

とまとさんが『夫に抱かれたい』（心と身体）と想いに

悩んでいるという精神的な問題なのか、どちらかという事なのです。

 

前者であれば、ご主人の首に縄を付けて病院へ行き検査をされ、

二人で不妊治療に入いり、『妊活』をされた方が良いと思います。

 

後者であれば、男性と女性との認識の違いを伝えるとか、

セックスの際に挿入をしない前提で触れ合い、

な� らかにセックスに向けて歩いて行かれると良いでしょう。

機能的な問題があれば「バイアグラ」等の投薬も含め導入が必要かもしれません。

そのプロセスで、ご主人の貴女に向けられている愛情を確認されると良いでしょう。

 

とまとさんにとっての問題が、『女性として求められていない事』なのか？

それとも、『子供が欲しい』ということなのかを見極め

それを踏まえて、二人で相談し考え行動していかれる事をお勧めします。

 

私は不妊治療もしましたし、ホルモンの不適応で子供を3人亡くしています。

恐らく高年齢になっての妊� であれば、

やっと出逢えた二人の息子にも逢えなかったと思っています。

 

人によって『生まない』と言う選択肢はあっても良いと思いますが

『生めない』という状況になって後悔する前に、しっかりとご主人と話し合って下さい。

 

 

そして、話し合うだけでなく具体的なアクションプランを決め

時間軸で管理して実行して、修正してみて下さい。

その結果は受け入れながら、納得した人生を二人で送ってくださいね・・・。

応援しています。