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メールカウンセリング事例集

夫婦関係のお悩み
セックスレスから離婚

梨花さん

2001年08月15日 梨花さんからご質問を頂きました。

私達夫婦は離婚秒読み段階です。
今月中には正式に離婚をしているでしょう
8年間の結婚生活で私が悩んでいたのは 夫のセックスレスです。

新婚の頃から 出来ないのは 全て夫は私のせいにしました。
とても 言葉が厳しく 今では暴力にさえ思えます。
いつも 私は自己嫌悪と緊張の中で 鬱病になりました。
(夫は私に「お前が勝手になった病気だ」と言いました)
4年間精神科に通院しています。
自殺も4回しましたが、いづれも失敗しましたが 
夫は一度も病院につれていってくれませんでした。

完全に見放されていると思い 鬱病で苦しい中 離婚を申し出ました。
病気の妻は夫には用がないので簡単に私の希望はか叶えられました。

夫はマスターベーションはします。
私に隠れてアダルトビデオを借りて。
私は夫の性癖の精神が未だに理解出来ません。
(私を愛していないことは解ります)
また私の心は どうしたら 立ち直るのでしょうか?


梨花さん、はじめまして。


>8年間の結婚生活で私が悩んでいたのは 夫のセックスレスです。
>新婚の頃から 出来ないのは 全て夫は私のせいにしました。
>とても 言葉が厳しく 今では暴力にさえ思えます。
>いつも 私は自己嫌悪と緊張の中で 鬱病になりました。

>(夫は私に「お前が勝手になった病気だ」と言いました)
>4年間精神科に通院しています。
>自殺も4回しましたが、いづれも失敗しましたが 
>夫は一度も病院につれていってくれませんでした。


梨花さん・・・・・
まもなく離婚を選択されるとの事・・・・・
そこに至までの、辛い時間を感じました。
本当に、辛く悲しい時間を過ごされたのでしょうね・・・・。
何度も自殺を繰り返したとの事・・・・・・・
それほど、生きている事が、嫌になってしまうような、
自分自身の存在を否定してしまうような時間だったのですね。


>完全に見放されていると思い、鬱病で苦しい中離婚を申し出ました。
>病気の妻は夫には用がないので簡単に私の希望はか叶えられました。


梨花さんの、最後のご主人へのメッセージでは
なかったのだろうか?と思いました。
何度かの自殺をしながら、ご自身の辛さをわかって欲しかった・・・・・。
そして、助けて欲しかった・・・・・
優しくして欲しかった・・・・・・。

離婚を申し出る事で、何かのご主人からの愛情を確認できるかもしれないと
どこかで少し思われていたのかもしれないと思いました・・・・。
最後の試みだったかもしれませんね・・・・。

そして、またその希望(離婚の申し出)が簡単に叶えられてしまった・・・・
そう書かれています。
寂しく、辛く、今までの時間がとても、より重く感じてしまっていることでしょう。
その寂しさは・・・・・・その辛さは・・・・・
いいえ、何も言葉を見つけることが出来そうにありません・・・・。
ただ、ただ・・・・どんなに辛い気持ちでいられる事かと思うばかりです。


>夫はマスターベーションはします。
>私に隠れてアダルトビデオを借りて。
>私は夫の性癖の精神が未だに理解出来ません。
>(私を愛していないことは解ります)
>また私の心は どうしたら 立ち直るのでしょうか?


セックスレスと言う問題は今大きな問題となっています。
ご主人自身は機能的には何も問題がないようですね・・・・・。
ただ、機能としてもオナニーを好む男性の場合、
勃起不全に陥りやすいと言われています。
オナニーに比べ、女性の膣が柔らかいために快感を得る事が出来ず
膣内性勃起障害という事もあるのだそうです・・・。
(専門分野ではないのですが)

そして、マスターベーションは自己完結できますので
相手との創りあいが必要ありません。
そういった意味で、安易に逃げ込んでしまう人は多いようです。

セックスレスを通じて、梨花さんの中に、
その事よりも、あなた自身が否定され続け、
責められた心の傷が出来てしまっているようですね。

少し、違う観点からお話を書きますね。
「カラスは黄色い」という家庭環境の中で育った場合
その親族、そういった環境で育った全ての人にとって「カラスは黄色い」のです。
いくら、梨花さんが、「カラスが黒い」と訴えても、それが理解できるものではありません。
たとえば、カラスが黒いと百科事典を見せたりする事が出来れば、
しぶしぶながらも、それを認めるかもしれません。
しかし、依然としてその人たちにとって認めがたい事なのです。
その上、言葉のやり取りや、心の行き違いは
そういった客観的な辞典のようなものがありません・・・・・・

つまり何がお伝えしたいかというと・・・・・・・・
世の中には、どうしようもない事があるのだと言う事です。
それは、貴方の中で責められ続け・・・・必死に努力した自分を知っていても
それを打ち消すほどに、自己否定感が大きくなっています。
『どこかで私が悪かったのか?』『あの人を選んだ私が悪かった』等等・・・
そのように心が動いていると思うのです・・・・・・。

どうか、今は結婚生活の中で、頑張ってきた事を思い出してください。
他の誰でもない・・・・頑張ってきた事を知っているのは貴方だけです。
貴方だけは、あなた自身を認め・・・
そして、『よく頑張ったね』と認めてあげてください。

梨花さん・・・・・・・・
貴方がワンサイドで悪かったはずは決してないのです。
結婚生活を終えなければなら現実は、
お互いのボタンの掛け違いだったと私は思います。
少なくても、今は心が疲れている時です。
そう思えなくても、そう思ってください・・・・・・・・。

今は時間の多いなエネルギーに身を任せて
心と身体を何も考えず休ませてあげてください・・・・。

貴方は、一生懸命に生きてきたのです。
伝えたいと、ひたむきに努力していたのです・・・・。
今は、ただ、
その事を梨花さん自身が認めてあげることだと思います・・・・

応援していますね・・・・・・。

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