セラピールーム
  • セラピールーム
  • メールカウンセリング事例集
  • アダルトチルドレン
  • 夫婦関係のお悩み
  • 症状に関するお悩み
  • その他のお悩み

お申し込み・お問い合わせ

  • カウンセリングのお申し込み・お問い合わせはこちらへ
  • お問い合わせ
  • 電話でのお問い合わせ
  • 052-261-5181
  • 月曜~金曜 9:00~19:00
    土曜 9:00~13:00
  • ※事務代行会社にて受付し、折り返し風早より連絡します。
 
セラピールーム あなたにおくる、4つの癒し
ライクユアセルフ 風早里美のブログ

セラピールーム

メールカウンセリング事例集

夫婦関係のお悩み
嫁いだ先に私の場所はなかった

さとさん

2002年02月20日 さとさんからご質問を頂きました。

私は、49才の女性です。
こちらで読みました、
アダルトチャイルド、オブ、アルコホスクとおもわれます。
兄が3人、末子一人娘です。夫婦仲が悪く、
自分自身に愛されたという記憶が在りません。
農村だったので、いつもほったらかしに去れていたように思います。
性的悪戯の経験も在ります。兄の友達、近所のおじさん等。

18才の時に出会った1才年上の夫と、22才の時に結婚しました。
婚家は、舅、脳卒中の後遺症で半身不自由な姑
(夫の実母は、夫5才の時に死亡。継母)
義姉3人、夫は、末子1人息子です。
屋敷内に、戦争未亡人の叔母、舅の妹が住んでいました。
舅は、5人姉妹、1人息子でした。
私は、男兄弟に育ちましたので、女性が、苦手でした。

私は、不自由な姑と言う事で同居しましたが、
3ヵ月後に、姑に「出て行け」といわれ、家をでました。
子供2人が生まれ、別居をしていましたが、
長女が中学に入る時、また、同居をしました。
その時にも、義姉たちから、責めらられましたが、
夫は、かばうことなく、だんまりをしました。
いろいろな事が在りましたが、2000年に、
子供達が、家を離れ、舅と、夫と3人で暮し始めたら、からの巣症候群、
抑鬱状態になり、診療内科に通いました。
心療内科の先生は、1離婚、2家庭内環境の整備 を、提案しました。
この時、夫は、「父親が死ねば、
姉達の出入りも少なくなるから、環境は、よくなる。」と言いました。
舅は、86才になりますが、元気です。

私は、身体が、ダメになりそうでした。
激ヤセ、肺の中の痛み、声が出なくなりました。
実父が、肺ガンで、無くなっているので、それを疑い、
その時の先生に検査してもらいましたが、ちがいました。
とにかく、家にいると、苦しい、はなれると、平気でした。
里や、娘の所に出かけましたが、帰るとダメでした。

女ばかりの環境になじめず、自分の意見を言えませんでした。
自分の家庭を築いたという、実感がもてませんでした。
子供が、いなくなって、なんにも無くなった・・・
取り残された、行き場が無い自分。
苦しんだ末に、今は、家を出て、1人で暮しています。
婚家に戻る事は、また、苦しみを背負う事になる
恐怖があって、考えられません。

夫は、こんな私を理解出来ずにいます。
家をでるための計画的な芝居だといっています。
離婚をしたいので、調停をしています。
あちらは、一切の権利の放棄、300万円の慰謝料を請求しています。

心が、壊れることを、しらしめるのには、
どうしたら分かってもらえるのでしょうか?

幼い自分がいて、現在の自分がいる。
分別の付く年令という自分ですが、自分を、かわいがったり認めること、
こちらで、勉強になりました。
鎧を着て暮していました。

心穏やかに、生きたいとおもています。
有難うございました。


「さと」さん、こんにちは。


>私は、49才の女性です。
>こちらで読みました、アダルトチャイルド、オブ、アルコホスクとおもわれます。
>兄が3人、末子一人娘です。夫婦仲が悪く、
>自分自身に愛されたという記憶が在りません。
>農村だったので、いつもほったらかしに去れていたように思います。
>性的悪戯の経験も在ります。兄の友達、近所のおじさん等。


さとさん、とても辛い時間を過ごしていらしたのですね。
兄弟の中で、せめて同性の姉妹がいらしたら
まだ、あなたの中で思いを打ち明けられる存在であったでしょうに・・・

性的な悪戯もあったとの事・・・・・
言葉を見つけることができませんでした・・・


>18才の時に出会った1才年上の夫と、22才の時に結婚しました。
>婚家は、舅、脳卒中の後遺症で半身不自由な姑(夫の実母は、夫5才の時に死亡。継母)義姉3人、
>夫は、末子1人息子です。
>屋敷内に、戦争未亡人の叔母、舅の妹が住んでいました。
>舅は、5人姉妹、1人息子でした。
>私は、男兄弟に育ちましたので、女性が、苦手でした。

>私は、不自由な姑と言う事で同居しましたが、
>3ヵ月後に、姑に「出て行け」といわれ、家をでました。
>子供2人が生まれ、別居をしていましたが、
>長女が中学に入る時、また、同居をしました。
>その時にも、義姉たちから、責めらられましたが、
>夫は、かばうことなく、だんまりをしました。


いろいろな大きなうねりの中で
木の葉のように揺れる、さとさんを感じます。

お子さんが幼児期にせめて、ご主人お子さんたちと暮らせて時代
この時代が、さとさんに何かをもたらせていたのでしょうか・・・?
ただ、同居後、ご主人があなたをかばうことなく過ごしていらっしゃる行動に
さとさんは、とても落胆した気持ちをもっていたのでしょう・・・・
家族だけの生活の際には、ご主人はある意味では、
さとさんの思いに答えてくださっていたのかもしれないと少し思いました。


>いろいろな事が在りましたが、2000年に子供達が家を離れ、舅と、夫と3人で暮し始めたら、
>巣症候群、抑鬱状態になり、診療内科に通いました。
>心療内科の先生は、1離婚、2家庭内環境の整備 を、提案しました。
>この時夫は、「父親が死ねば、姉達の出入りも少なくなるから、環境はよくなる。」と言いました。
>舅は、86才になりますが、元気です。


3人で暮らされていても実質は、兄弟親戚の方が訪れ
さとさんにとっては苦痛な時間が多かったのでしょう・・・・・
子供という存在を頼りに、そして支えにしていらした・・・・・・・
それはさとさんにとって、自分を守る唯一の方法だったのだと思います。


>私は、身体が、ダメになりそうでした。
>激ヤセ、肺の中の痛み、声が出なくなりました。
>実父が、肺ガンで無くなっているので、それを疑い、
>その時の先生に検査してもらいましたが、ちがいました。
>とにかく、家にいると、苦しい、はなれると、平気でした。
>里や、娘の所に出かけましたが、帰るとダメでした。


心が拒否をすることで身体に病状の出てしまう
おそらく「仮面うつ病」であろうと思います。

心が悲鳴を上げているのに、心を助けて行動してくれない事で
身体が悲鳴を上げ始めているのです・・・・・・。
さとさんにとって、『家』自体が
あなたの重い荷物の象徴だったのでしょうね・・・


>女ばかりの環境になじめず、自分の意見を言えませんでした。
>自分の家庭を築いたという、実感がもてませんでした。
>子供が、いなくなって、なんにも無くなった・・・
>取り残された、行き場が無い自分。
>苦しんだ末に、今は、家を出て、1人で暮しています。
>婚家に戻る事は、また、苦しみを背負う事になる恐怖があって考えられません。


今、はじめて、さとさんは、自分自身が
「どうしたいか」を考え始めていると思います。
婚家に戻ることを、望んでいますか?
望んでいませんね・・・・・・
戻ったほうがいいのか?
または、戻るべきなのか・・・・?とは考えているかもしれません。

あなた自身が「どうしたいか」を
ゆっくりあせらないで、時間をかけて探してみてください・・・・
「逃げないで」「あせらないで」・・・そして、「捨てないで」考えてみてください


>夫は、こんな私を理解出来ずにいます。
>家をでるための計画的な芝居だといっています。
>離婚をしたいので、調停をしています。
>あちらは、一切の権利の放棄、300万円の慰謝料を請求しています。
>心が、壊れることを、しらしめるのには、どうしたら分かってもらえるのでしょうか?


さとさん・・・・・・
別れようとしているご主人に
ご自身の辛い気持ち、頑張ってきたあなたを
理解してほしいと願っているようですね。
少しだけでも、その辛さを認めてくれれば
きっとあなたの辛さは半減するのだと思います。
当然だと思います・・・・そのお気持ち・・・・・


ただ、悲しいかな・・・・
ご主人も、アダルトチルドレンではないかと私は思うのです。
幼児期に、実母がなくなり成長していらした。
そんな経緯を伺い、ご主人の中にもどこかで親の期待にこたえよう
そんな気持ちの強さを感じるのです・・・・。
ただ、そんな親の期待にこたえる行動が
結果的に家庭の主婦であった、さとさんに
大きなしわ寄せを与えていたことには、ご主人は気づいていないかも知れません。
さとさんに、我慢を強いていたことで
自分が親の期待に答えようとしていた事はお分かりではないと思います。

そして、今、さとさん自身の辛さを訴えても
ご主人の中には、親兄弟に対しての自分の立場や
子供たちとの関係を守る為に、
自分が悪いわけではないという事を、
主張しなければならない状況にあります。

ご主人に、何もフィルターがなく、さとさんの生きていらした道を
そして、頑張りを・・・・耳にされる立場であれば
その痛みを、もしかしたら理解できたかもしれません。
ただ、ご主人も自分自身を、守りたいというフィルターがかかっている為
今は到底理解しあうことは難しいと思います・・・・・・。

悲しいことですが、伝え合えないことも
やはりあると思うのです・・・・・・・・・・・・


>幼い自分がいて、現在の自分がいる。
>分別の付く年令という自分ですが、自分を、かわいがったり認めること、こちらで、勉強になりました。
>鎧を着て暮していました。
>心穏やかに、生きたいとおもています。
>有難うございました。


さとさん、
あなたの心が穏やかに過ごせる方法を探しましょう・・・・
お子さんは、すでに旅立っていかれたようですね。
お子さんはあなたを取り残して去ったのではないと私は思います。
お子さんの中に、あなたに対する罪悪感が
お子さん自身の幸せを手に入れにくくしてしまいます・・・・。
取り残された・・・・・ご自身の状況を
そのように受け止めないよう考えてみることはできませんか・・・・?

どうか、さとさん自身が幸せになり
その幸せを見つけた喜びでさらに幸せと感じられるように考えましょう。
あなたが存在して、そして、それが喜びとなる場所を探しましょう・・・
例えば、何か喜んでもらえる役割を探してはどうでしょうか・・・・・

ある方は数年来の欝状態の際に、老人ホームでのボランティアを勧められたのでした。
何もできない・・・何からも見捨てられた・・・・・そんな思いのその方に
『自分の存在を喜んでくれる』・・・そんな場所を見つけることができたのです。
さとさんは、今は何もしたくない・何も考えたくない・・・・そんな時期だと思います。
状況が許せば、じっと自分の『生きるエネルギー』(リビドー)が
出てくるのを待ってみてください・・・・。

何かしら、そのようなものをかすかに感じたら
何でもいいです、取りあえずはじめてみましょう・・・・・。
あなた自身を受け入れ、あなたが存在できる場所はきっとあります・・・
さとさん、生きていてください。
生きていることに、きっと何かの意味があります。

あなた自身が、頑張ってきた・・・・・
たとえご主人が認めまいと、否定しようと・・・・
さとさんは、必死に頑張ってきたのではないでしょうか・・・・?
誰かのために・・・例えば子供のために・・・・

これからの時間は、誰のためでもない
あなた自身のために考え、あなた自身のために時間を使い
あなた自身に対して、優しくしてあげてほしいと思います・・・・・・

さとさん、
あなたには、まだあなた自身の人生を創り始める時間が残っています。
その事を、しっかりと考えてみてください・・・・
あなた自身の中に、そんな心が整理され
穏やかな時間めぐってこられるよう願っています・・・・・
応援していますね・・・・・・

無料メールカウンセリングを受けてみる方はこちら

無料メールカウンセリング

ページの先頭へ戻る