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rinrinさん
2004年4月27日 rinrinさんからご質問を頂きました。
DVである夫の暴力で幼い子供と無理やり引き離されました。
調停も不調に終わり裁判になるだけです。
離婚についてはお互い納得なのに、
何故か夫は親権にものすごいこだわりをもっています。
私たちの家庭はとても複雑で夫の仕事で殆ど一緒に暮らした事はなく、
子供も夫には慣れずに大変でした。
しかし、夫側の母親が以前にやはりDVの父親と離婚をしています。
母親は子供2人を一人で育て、
また自分の勝手で親族とみんな縁を切って天涯孤独の3人組なのです。
だからこそ子供を跡継ぎにしようとしているのだと思います。
私は母親として大切な子供をそんな人たちに任せられないし、
ましてそんな人間たちの跡継ぎだなんて犠牲にさせたくはないのです。
父親もDV、夫もDV、夫を取り巻く姑と弟も暴力を暴力と認めない人たち。
子供もそんな人間には絶対させたくないのです。
今回の暴力を含め過去にも幼い子供は暴力の一部始終を目撃しています。
とても心が痛みます。
裁判では暴力を平気で子供に見せるような親には子供は育てられません!
と強く主張したいと思っています。
親権は絶対絶対私がなる。
子供が戻ってきたら心のケアは大変だと思います。
両親、兄夫婦、大勢の親族、保育園の先生
そして福祉事務所に相談をし続けていきたいと思っています。
私自身も子供とはなれて8ヶ月です。
その間会うことも出来ません。
正直鬱状態になり病院から精神安定剤を飲んでいます。
同居中には姑の物凄い攻撃と夫の不理解に、
どうしても夫に姑からの嫌がらせを分かってもらいたくて相談を持ちかけましたが、
親身にはなってくれず、挙句の果てに姑は私に、
私は姑に直接文句を言え!と言って来ました。
だから姑はお構いなしに「言って分からなければ全面戦争だ!」
とけしかけ物凄くたたかれました。
一週間くらい弟を連れて我が家に居座り、監視され息詰まる思いでした。
夫に聞いて欲しかった。
で、気づいてあげれなくてごめん。
って言って欲しく、自分に傷つけてしまったのです。
それが今では精神病扱いです。
私は子供を置いて死ぬ気など一切無かったのです。
もしそうなら夫を殺していたかも…
早く子供を抱きしめてあげたい。
子供の声が耳から離れずとても苦しいです。
はじめまして「rinrin」さん、風早里美です。
ご質問を読ませて頂きました。
お子さんとも引き離され、心を砕かれるような調停や
これから始まる裁判・・・
それらを考えると、「お気持ちわかります」等と
簡単に言葉をかけることが出来なく感じています・・・。
本当に、辛い日々かと思います。
>DVである夫の暴力で幼い子供と無理やり引き離されました。
>調停も不調に終わり裁判になるだけです。
>離婚についてはお互い納得なのに、
>何故か夫は親権にものすごいこだわりをもっています。
ご主人にとってお子さんは自分自身なのかもしれないですね。
そういった意味で、暴力を振るっていたことが理由であったとしても
後述されている、rinrinさんの心の状態などを持ち出し
彼の中では、子供にとって貴方が「良い母親」ではないという
理論が、作り出されているかもしれません。
都合よく理解をしてしまう『合理化』という、
思考の癖を彼は持っているかもしれません。
又、子供の執着に見えて貴方への執着とも感じられます。
又、それは、執着ではなく、自分自身の非を認めることへの
抵抗感だという意味合いかもしれません・・・・。
>私たちの家庭はとても複雑で夫の仕事で殆ど一緒に暮らした事はなく、
>子供も夫には慣れずに大変でした。
>しかし、夫側の母親が以前にやはりDVの父親と離婚をしています。
>母親は子供2人を一人で育て、
>また自分の勝手で親族とみんな縁を切って天涯孤独の3人組なのです。
>だからこそ子供を跡継ぎにしようとしているのだと思います。
>私は母親として大切な子供をそんな人たちに任せられないし、
>ましてそんな人間たちの跡継ぎだなんて犠牲にさせたくはないのです。
>父親もDV、夫もDV、夫を取り巻く姑と弟も暴力を暴力と認めない人たち。
>子供もそんな人間には絶対させたくないのです。
>今回の暴力を含め過去にも幼い子供は暴力の一部始終を目撃しています。
>とても心が痛みます。
そうですね・・・・
お子さんの受けた心のダメージは、とても大きなものだと思います。
そして今、お母さんと会うことの出来ない状態にあるようですので
そういった状況を、どういった説明をされているかわからない事が
とても、気になります・・・・・・。
結論が出るまででも、お子さんに一時でも会えるといいのですが
あなた自身がそれは既に努力をされていても、
きっと調停などでも了解が得られず、会えないのだと思います。
暴力を暴力として認識しない・・・・
その家庭の常識は、一般的なものと違う場合でも・・・・
例えば「カラスが黄色い」という事柄であっても
その家族にとっては事実となって常識となっています。
その場合、その家族が複数であり、例え正論を話していても
少数派である側は「カラスが黒い」といっても責められるのです。
>裁判では暴力を平気で子供に見せるような親には子供は育てられません!
>と強く主張したいと思っています。
>親権は絶対絶対私がなる。
>子供が戻ってきたら心のケアは大変だと思います。
>両親、兄夫婦、大勢の親族、保育園の先生
>そして福祉事務所に相談をし続けていきたいと思っています。
お子さんにとって、「カラスが黄色い」という環境ではない場所で
成長されたほうがいいと思います・・・・・
少しでも、お子さんにとって良い環境によって
心のケアがされる事を願ってやみません・・・・
大変だと思いますが、できるだけ頑張って下さいね・・・。
>私自身も子供とはなれて8ヶ月です。
>その間会うことも出来ません。
>正直鬱状態になり病院から精神安定剤を飲んでいます。
>同居中には姑の物凄い攻撃と夫の不理解に、
>どうしても夫に姑からの嫌がらせを分かってもらいたくて相談を持ちかけましたが、
>親身にはなってくれず、挙句の果てに姑は私に、
>私は姑に直接文句を言え!と言って来ました。
>だから姑はお構いなしに「言って分からなければ全面戦争だ!」
>とけしかけ物凄くたたかれました。
前述したように、「カラスが黄色い」という常識を持っているのです。
ある意味では彼らには悪気がないのですが、
それが一般的には許されないレベルであったり、
rinrinさんのように、心も身体も傷ついてしまう場合は
別の道を選択していかなければならないと思います。
そういった環境の中での結婚生活は大変だったと思います・・・
本当に、辛かったですね・・・・・
>一週間くらい弟を連れて我が家に居座り、監視され息詰まる思いでした。
>夫に聞いて欲しかった。
>で、気づいてあげれなくてごめん。
>って言って欲しく、自分に傷つけてしまったのです。
>それが今では精神病扱いです。
>私は子供を置いて死ぬ気など一切無かったのです。
>もしそうなら夫を殺していたかも…
>早く子供を抱きしめてあげたい。
>子供の声が耳から離れずとても苦しいです。
感情的になっては、お子さんをその手に抱く事は出来ませんよ・・・
相手が、親権を持つとすれば
rinrinさんの「心の病」のような話を持ち出された時だと思います。
ですから、今はお子さんとの未来の為に、
出来るだけ冷静に行動して下さいね。
いろいろな親権の争いをみてきましたが、
お子さんの年齢にもよりますが、
ほとんどの場合希望すれば親権は母親が手に出来るようです。
勿論、経済的な背景があれば、なおさら良いのですが・・・・
心が急いでしまうかもしれませんが、少しでも親権を手に入れる為に
経済力を含め、養育への準備など、環境を整える事を始めましょう。
そして、いつの日か審判が下り
お子さんをその手に抱きしめた時には、しっかりと抱きしめてあげて下さいね。
その日が来る事を願っています・・・・・・。
ただ、ひとつだけ老婆心ながらお伝えしておきます。
お子さんの心のケアもさることながら
rinrinさん自身の心のトラウマも大きなものがあると思います。
お子さんを、「癒している」と思いながら
実は無意識に自分自身が「癒されたい」と思い
行動している事も、現実的には多いのが事実です。
例えば、お子さんが成長されお友達との関係を深めたいと思っていても
お母さん(rinrinさん)が、自分自身(お子さん)を必要としていると感じると
お子さんは自分の心を押し込め、友人と距離を持ってしまいます。
ですから、お子さん中心に考えることはとても大切な事ですが、
その生活の中であなた自身が一人でも生きていけるように
お子さんに依存しない人生を、歩き始められる事を考えてみて下さいね・・・・
このような辛い結婚生活を終え、その上お子さんと離れ辛い日々なのです。
最初から、無理をして「こうあるべき」をする必要はありません・・・・・
お子さんを、抱きしめ、抱きしめ、頬擦りして下さい・・・・
そして、お子さんを癒してあげて下さい、貴方も癒されてください・・・・
でも、少しだけ、心のどこかに、
どこかのカウンセラーが「こんな事」を言っていたと覚えておいて欲しいと思います。
覚えている事で、いつの日か、自分自身の人生を振り返るとき
これからのお子さんの人生、貴方の人生を考えるときに、
良い選択ができるのではないかと、私は思っています。
いつの日か、お二人が心の傷を癒され
心からの笑顔で穏やかな生活をされる事を願っています・・・・
応援しています。