HOME > セラピールーム > メールカウンセリング事例集 > 症状に関するお悩み > 2004/03/17
みしまさん
はじめまして、38歳の未婚のみしまです。
今悩んでいるのは、顔の表情です。
心理カウンセリングを受けているのですが、
その中で悲しいこと、つらかったことを話すときに表情が笑っているんです。
先生は防衛機制だね~と言っていました。
なるほどと思ったんですが、なかなかかわっていかないんです。
人が手を怪我したとき、真剣な話をしなければいけないとき
どんな顔したらいいんだろうと思って、緊張して→動揺して→笑うしかなくなる。
どんな事にきをつけていったらいいんでしょうか?
みしまさん、始めまして風早里美です。
お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
ここで関わりをもたれている方の推察通り、防衛機制だと思います。
それは、みしまさんが辛いことや悲しいことを、認めたくないと思っている為に
客観的に捕らえ自分と距離をおいて見つめている為に笑うのかもしれません。
また、育った環境の中で感情を表に出す際
相手に受け入れられたくて、笑顔をつくってしまい
「微笑みの仮面」をかぶることで自分を守ってきたのかもしれません。
どういった理由があったとしても
それは、これからのみしまさんの人生に対して考えると
本来の感情と、表情がが一致していく事が大切な事はいうまでもありません。
そさて、修正の方法ですが一概には言えません。
の根底にあることがどういったことか解らないからです。
私が関わるのであるならば・・・・ということでお答えしますね。
対話によって、その根底にあることを探す事をしながら
催眠療法によって、そのマイナスの感情が出てきた時の
緊張感をリラックスさせると思います。
また、いろいろな面でサイコドラマという形でロープレをして
その中で感情の動きがあった際に感情が露呈しやすいよう
誘導していく行動療法的な関わりをするかもしれません。
普段の生活の中で、自分自身に時々聞いてみてください。
あなたは今、どう思っているの・・・?と。
何を感じているか・・・・・・・それは感じているから解るだけではなく
思考の中で、こう考えているのだと決めた段階で次の行動になると思います。
みしまさんの場合、その間に緊張感があるのであれば
その緊張感を持つ理由として、その感情を感じてはいけないという
「停止令」のような経験を多く重ねていると思います。
もし、貴方の自身の中で思い当たる事があれば
その事をしっかりとまず認識して下さい。
そして、緊張をその場面に来た際に感じた時
【貴方はそのままでいいよ」「そのままに感じていいよ・・・」
そう自分自身に語りかけてください」。
こんな小さなことであっても、多くの積み重ねによって
少しずつみしまさんの緊張感が取れてくるのではないかと思います。
何かを始めてみませんか・・・・・・・
そして、その経験が、本当の方向性をみしまさんに少しずつ教えてくれます。
今のみしまさんの行動はあなた自身のせいではないのですよ・・・
変わりたいと願い、変わることによって成長したみしまさんが
傷ついている小さなみしまさんを助けてあげてください。
自分自身が大好きになれるよう・・・・・・願っています。