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カウンセリング

カウンセリングの手法

数え切れないほどの手法があり、それぞれのカウンセラーが得意とする分野を持っています。


私は基本的には折衷派ですが、キャラクターとしては実存主義的かもしれません。

自己理論(ロジャース(母性))で受容し、行動療法論理療法(父性)等その他の療法で、その後のコーチング等をしています。


理論は理論です。
知らないよりは知っていたほうが、裏付けとなり良い方向へナビゲートできるように思います。
しかしもっと大切なのは、クライアントの苦しみをわかろうとする気持ちです。


ここでは代表的なカウンセリングの療法を紹介します。

精神分析

創始者・・・フロイト(1856-1939)


基本概念


ヒステリィの症状に隠れた意味のあることを発見し、人間の心の奥には意識化されていない無意識があるという仮説に基づいた探求方法。
心を「エス」「エゴ」「スパーエゴ」に分類し、それに「リビドー」という「生」に対して前向きな心のエネルギーと「タナトス」と言う「死」への憧れによってバランスがとられているとしている。




カウンセリングの方法


基本的に横臥させたクライアントに「自由連想法」(思いつくままに語らせる)をさせ、その内容に対して「口唇期」「肛門期」などの分類、又は「エディプスコンプレックス」に代表されるコンプレックスの概念等の分析を行う。

自己理論

創始者・・・カール・ロジャース(1902-1987)


基本概念


個人のパーソナリティーを外から見るのではなく本人自身から眺めてもらうことを主軸におく療法で人間とは絶えず成長しつづける存在だとポジティブな視点に立っている。
「現実我」(実際の私)と「理想我」(理想の私)とのギャップ(自己不一致)を認めるところから始まる。




カウンセリングの方法


「傾聴」(良く聴く)・受容(相手を無条件に受け止める)・「共感」(その思いを同じ痛みとして理解する)と言う内容で、アクティブリスニングと言う聴き方をする。
実際には、カウンセラーが「鏡」となりその人自身の心を映し出す言葉かけをしていく。

ゲシュタルト療法

創始者(一般的認知)・・・パールズ(1893-1970)


基本的概念


「ゲシュタルト」とは「全体性を持った形態」と言う意味であり、人間は断片的な部分に気づきそれを認め一個の人間として統合するところにゴールがある。
断片的な部分を受け入れると言うことは「自己受容」と同じ意味でである。




カウンセリングの方法


「なぜか」と言う理由を探るのでなく、「今、ここ」と言う東洋的にいえば「一期一会」と言う発想からなる。
「現在」「経験」「気づき」「現実」を強調していく。
過去の事実がわかったとして、それを「今」に置き換える。例えば「未完の行為」(心残り)に対してそれを今、サイコドラマ(精神劇)などを使って終結させたりする。

論理療法

創始者・・・アルバート・エリス(1913-)


基本的概念


ABC理論と別名があるように人間の悩みは「出来事」そのものに問題があるのではなくそれの「受け止め方」に問題があるとする。
現実に則した思い込み(ラショナル・ビリーフ)に対して、論理性に乏しい思い込みを「イラショナル・ビリーフ」とし、如何に「イラショナル」を「ラショナル」に修正できるかと言うことである




カウンセリングの方法


特徴としては説得療法的である。そして、自己分析(自己洗脳と言う)的でもある。カウンセラーは指導者的要素を多く持ち、思考に対して揺さぶりをかけたり等して技巧的に行動を変容させようとするものである。

交流分析(TA)

創始者・・・エリックバーン(1910-1970)


基本的概念


①構造分析・・・個人の中で何が起きているか
②交流分析(やりとり)・・・二人のやりとりの間に何が起きているか
③ゲーム分析・・・不快感をもたらす交流の方を理解する
④脚本分析・・・個人の人生プランを理解する方法




カウンセリングの方法


人間の心を記号化し、P(親心)・A(知性)・C(子供心)によって、相互コミュニケーションの様式を図式やグラフによって(エゴグラム等)説明し目で見える形のフィードバックを行うことで気づきを促す。

特定因子理論

第一人者・・・フランク・パーソン(1902-1979)


基本的概念


「特定」とは観察し得る反応のことで「因子」とは特性の背後にある能力のことである。
人間はそれそれが特性・因子のまとまり方をしておりそれを個性と考える。




カウンセリングの方法


心理テストを用いて、その人の個性の中にある特性と因子を本人に提示することによって、何らかの気づきを促そうとするものである。

行動療法

第一人者・・・アイゼンク(1916-)


基本的概念


パーソナリティーを遺伝と環境要因から決定される行動パターンと考える。
症状は無意識のコンプレックス等からものであるとせず、不可欠な条件反応が形成されていないか、不適切な条件反応を習得してしまっている状態と考える。




カウンセリングの方法


行動アセスメントと言われる方法で不適切な状態がどのように形成され、いかなる要因によって維持されているかと言うことを極力客観的評価法を用いて明らかにし、実際の行動の具体性を持ってクライアントの不適切な状況打破をはかる。
不安や強迫観念などは特に系統的脱感作法が多く用いられる。

実存主義的アプローチ

第一人者・・・ビンスワイガー(1881-1966)
心理学としてマスロー(1908-1970)


基本的概念


人間は心理学的概念のみで説明し尽くせない。
遺伝や経験環境は生き様に影響を与えるが「決定」したりしない。
「実存は本質に先行する」




カウンセリングの方法


①クライアントを何らかの心理学的概念に当てはめようとしない
②各々の役割に縛られること無く全人格的なふれあいを重視する
③単なる心理学的観点でなく、実存的な諸問題に積極的にアプローチする
クライアントが人生の意味を創造することを助ける。

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